山々に囲まれた豊かな自然
あさぎり町は、若いまち、豊かなまち、そして夢ふくらむ『あさぎり町』をキャッチコピーとして2003年に免田町・上村・岡原村・須恵村・深田村の5つの町村が合併して生まれた町で、都会では見ることの出来ない朝の幻想的な霧が美しいことからその名前が付けられました。
熊本県の南部、球磨盆地の中心にあり、南北に伸びた深い山々に囲まれた豊かな自然が特徴です。盆地の特徴を活かして、1年を通じて果物や野菜の栽培が盛んに行われております。
日本三大急流のひとつに数えられる球磨川や、くま川鉄道が東西に横断するように走っております。
幸福と縁が深い町
あさぎり町の中心に位置する岡留熊野座神社は、弘安4年(1280)に相良藩第三代藩主頼俊により建立され蒙古襲来の際に敵国の降伏と国家の保安を祈願した神社で通称、「幸福神社」と呼ばれており、町花であるリュウキンカは花言葉が「必ず来る幸福」、また現存で唯一「幸福」の名がついたおかどめ幸福駅など幸福と縁が深い町としても知られており、全国から受験生やカップルを中心に多くの方々が訪れます。
「リュウキンカ」「おかどめ幸福駅」「朝霧の様子」「岡留熊野座神社」
日本でもっとも豊かな隠れ里
あさぎり町を含む球磨郡と隣接する人吉市をセットで、人吉球磨地域として日本遺産に登録されています。
日本遺産とは地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統をストーリーとして魅力的に発信するために文化庁が2015年に創設した制度になります。
全国で17の地域が登録、そのうちの一つとして、熊本県では第一号として選ばれました。
自然が豊かというだけでなく、全国でも有数の山々に囲まれた環境で、土壌汚染もなく、有害な化学物質や排気ガスからも守られている希有な土地とされており、その環境下で作られる野菜や果物をはじめとする農作物は唯一無二のものと評価されています。